小学校1年生の頃の私
私は、読書が大好きだった。
一日2冊借りて~一日2冊しか借りれなかった~休みの時間に1冊読んで、
放課後一冊返して、また1冊借りた。
バス通学だったので、その時は読めなかったけど、酔うからね。
を降りて、家に帰る途中歩きながら、読んだ。家まで、2キロ位あったから、結構よめた。時々、駐車中の車にぶつかる時もあったけどね。
こんな感じの女の子だったから、多少友達もいたけど、男の子には本の虫とか目玉とか
色々言われたもんだ。
勉強は、真面目にやってたと思う。
でも、学校をずる休みしてたこともある。
コタツに水銀体温計を入れると温度が上がるから、それを使って熱があるから休むと言って休んだことが時々あった。
今思うと軽いうつだったのかな?
丁度この頃、妹が生まれた。
両親と祖父の愛は妹へ注がれるようになった。祖母と祖祖母は相変わらず私を大切にしてくれた。
物心付いてない頃に下の子が生まれたら、そうでも無いんだろうけど、6歳違いだと明瞭に覚えているものなのだ。
学校でも行き場がなく、家でも行き場がなく、私の場所は本の中だった。
私は本の中で、主人公になって王女様になったり、白豹になったり。
そんな感じで1年生を終える。