私の病名は双極性障害である物語

双極性障害と共に生きなけばならない日々を振り返りつつ、向き合って生きていく現状と精神病への未だに残る偏見について問題提起もしていけたらと思います。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

演劇部4

演劇部では相変わらす、和気あいあいと楽しく部活動を続けていた。 私達が2年になると、新入生が入って来た。 男子2名。女子3名位だったと思う。男子2名の内1人がどうやら私を好きになったみたいだった。でも。告白はなかったから、放っておいた。 例の剣道…

猫のるかとスキップネコ

るかは捨て猫だった。しかも、生まれて親のお乳も飲んでいないような小さな小さな子猫だった。 るかは、海のトリトンが乗っていた、イルカの名前。 るかはすくすく成長して、おばあちゃんの膝の上に乗って寝たり、冬にはストーブの前で、毛を焦がしていたも…

演劇部 3

私が高校1年の終わり頃、2年生の男子M先輩と3年生の女子K先輩が付き合っていることを知った。それ位だったら普通なんだけど、なんと、K先輩が妊娠したってこと。 二人とも、真剣に結婚するつもりだったし、二人の両親とか、先生とかどうなったのか知らないけ…

演劇部2

学校の授業が終わったら即、演劇部に行っていた。 2年生になると今度の県大会に創作劇を作ろうと言うとこになった。 皆で、脚本を書いてくることになった。私も一生懸命に頑張ったけど、あんまりうまい話しは出来なかった。中で一人、タイトルは『梅の精』だ…

演劇部1

演劇部の友達はかなり仲が良かった。文化祭には皆一丸となって、一つの劇を作って行く。確か、春雷と言う劇だった。主人公を演じたのは男の先輩だった。 受験を控えた受験生の役、他母親役と妹役がいたと思う。私はスッポットライト役。 終わった時には見に…

演劇部の友達

演劇部の友達とは未だに交流がある。 あの頃、演劇部は照明もやってたから、音楽をやってる子達に頼まれて照明係をやった。 スプリングコンサートと言って、毎年春、彼らは市民会館を借りてコンサートをやっていて、演劇部が照明係として参加するのだ。 私が…

演劇部

高校3年間すっと演劇部だった。演劇部近くには剣道部があって、よく剣道部の連中がさぼりに来ていた。 最初は脚本を読んだり、枕のマクラがマにアクセントを置くのか、クにアクセント置くのかなどと、話あったりした。今思えば、アクセント辞典があったはず…

高校生1年になって

高校生活は楽しかった。 家の宗教と父の虐待を忘れさせてくれた。 1年は、木造校舎で冬はストーブしかなく寒かった。 部活は演劇部に入った。 歴史系の部がなかったのと、アニメオタクを引きずっていて、チョット声優さんにも憧れたいたからだ。 何故か、他…

中学から高校へ

中学3年の終わりになると、結構緊張した空気が漂っていた。 最低でも公立。私立に行くと恥。500点満点で350点を取れば、公立は楽勝だった。 私は、350点ラインをウロウロしていた。 A君たちはもっと上の学校を狙っていたから、450点ラインだった。 私達が通…

中学生と宗教と虐待の狭間の中で

中学生になって学校では少しイジメをしたものの、罪悪感に悩まされ、早めにやめた。 社会の成績は良かったけど、理数系はパットせず、A君やら他の子に教えてもらってなんとか授業に付いていってた。国語、古文は別に何も勉強することもなく、成績は良かった…