高校生1年になって
高校生活は楽しかった。
家の宗教と父の虐待を忘れさせてくれた。
1年は、木造校舎で冬はストーブしかなく寒かった。
部活は演劇部に入った。
歴史系の部がなかったのと、アニメオタクを引きずっていて、チョット声優さんにも憧れたいたからだ。
何故か、他所の高校から男子生徒が私を目当てに来ていた。未だ、恋にはうとかったから、恥ずかしさが先に立ってチョット顔を出すだけだった。
それも、周りの学友たちにせかされての話だ。
勉強は社会、国語、英語は頑張ったけど、数学、物理、化学は適当に頑張った。
高校3年を通して、社会だけは、10だった。
部活は、女子がメインで男子は同級生は1人だけ。先輩たちも概ね女子が多く、男子は1人か2人くらいだった。
私が演劇部の門を叩くと、既に私の評判が伝わっていて、変人とか変わってるとか、その手の評判が伝わっていた。
何が変わっているのか解らなかったけど、私は演劇部に馴染んでいった。
結局、他の奴らも変わっていたのだ。類は友を呼ぶと言うがその通りだったわけだ。