私の病名は双極性障害である物語

双極性障害と共に生きなけばならない日々を振り返りつつ、向き合って生きていく現状と精神病への未だに残る偏見について問題提起もしていけたらと思います。

心の灯~考古学への情熱

『心の灯~考古学への情熱』の中身は、在野の考古学者藤森栄一氏が長野県諏訪湖で、ナウマンゾウの化石を発掘をするというものだった。

毎年2月から3月頃、諏訪湖の水が引いた頃ボランティアが集まって藤森氏を中心として発掘をするのだ。私も行ってみたかったが、しょせん、小学5年生。無理だった。

しかし、社会の勉強は俄然一生懸命するようになった。

この頃は、勉強も運動もかなりするようになっていて、友達も大勢できていた。

相変わらず、読書は続けていた。図書委員になったのもこの頃だったと思う。

足は遅かったけど、リレーの選手に立候補もした。惜しくも予選で敗れたけど。

躁状態だったのかも知れない。

ただ、心の中に考古学の一文字は決して忘れることなく留まった。

その時は、漠然と大きくなったら考古学者になると思っていただけだけど。

だから、後に中学になって郷土研究会に入ったのもそのためだ。

家に帰ればどうしていたかと言うと、同級生は男子が1人と年下が1人の計3人しか遊び相手はいなかった。

だから、三角ベースとか、缶けりとかビー玉とか限られた遊びしか出来なかった。女の子がよくするお人形遊びは経験がない。

ここから先、私の心の半分を占める悪夢を語らねばならないが、今はこの時ではないだろう。